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災害から命を守るために日頃から私たちはその備えを心掛けなければなりません。ここを『おろそかに』してはいけません。

危険が迫った時に、スムーズな避難行動がとれるだろうか?

いつから避難を開始すべきかなど、一人一人の行動計画を時系列的に考えて決めておく事が肝要となります。マイ・タイムラインの作成を考えてみましょう。

 

最近の気象学の進捗は著しく、かなりの災害の予測を提示してくれています。台風情報や洪水警報などの気象情報は精度も高く、頻繁に発信されています。先ずはこれらの情報に対してのマイ・タイムラインを考えることから始めます。

気象庁の予報は気象庁が発表する一般向けの予報の種類には、あらかじめ決められた予報区(地域)ごとの気象状態を予報するものと、地図上を一定の大きさの升目に区切った格子ごとの気象状態を予報するものとがあり、 地域ごとには

  • 時系列予報(3時間ごとに24時間先まで予報)

  • 短期予報(今日・明日・明後日の予報)

  • 週間予報(発表日翌日から7日先までの予報)

  • 季節予報(1か月・3か月先までのおよその天気の特徴)

が出されています。また、警報注意報気象情報も予報区ごとに発表され、台風情報(1時間または3時間ごとに24時間先まで、3日および5日先まで)と災害発生までかなり詳細な情報が提供されています。そこで最低3日前には私たちがすべき事柄、準備すべき事がハッキリとしてきます。

そのことに、時系列的に考え対応をしていきましょう。

時系列
気象情報・行政からの情報
まずは行動(考・動)
事 後
安否確認 復興へ
発 災
刻一刻と被害状況が判明 この災害の見通し(いつまで続くのか)が予報されます
自分の安全を確保 避難所内秩序の確保 (できることを積極的に!)
1日前 当 日
氾濫注意・氾濫警戒・の情報 避難準備・高齢者など避難開始の発令⇒避難所の開設 氾濫危険情報 避難勧告や避難指示の発令
・避難場所への避難手段の確認 ・避難時の持ち物の確認 ・家族間での情報を共有する ・落ち着いて『考動』することを肝に銘じ、時間的余裕を持ち避難行動の開始 ・近所への声かけ
2日前
気象予想がより具体的になる ・大雨注意報や洪水注意報などより具体的になります ・△△川、○○海岸、□□地域など細かく注意すべき箇所が予想されるようになります
・まず身近で自分の住んでいるところ、生活(仕事場・学校など)の地域などの情報を自分から集めるようにする ・川の水位などをネットなどで確認
日 頃
ハザードマップ ETC
何をすべきか分かるようにする
3日前
台風・気象状況の予報 情報は刻々と変わります。最新情報を! (どうせ同じだ!という考えを捨てる)
・テレビ(メディア)などの天気予報に注意をはらう ・最悪を想定し、避難時の持物を準備 ※買い物は風雨が強くなる前に済ませておく事!
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